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芸舞妓の詩情あふれる踊り、春告げる 「北野をどり」前夜祭

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京の花街の舞踊公演トップを飾る「第67回北野をどり」(25日~4月7日)の前夜祭が24日、京都市上京区の上七軒歌舞練場で行われた。芸舞妓が詩情あふれる踊りを見せ、客席には華やかな空気がただよった。

第1部は狂言「花折」を元にした舞踊劇「花折女房」で、気の強い妻と禁酒を約束した、恐妻家の夫の物語。テンポ良い三味線の音に合わせ、芸妓らがコミカルな芝居を繰り広げた。

続く第2部の純舞踊「京洛の四季」では祇園祭や紅葉狩り、雪の金閣寺など京都の1年を踊りで紹介した。フィナーレの総踊り「上七軒夜曲」では芸舞妓が、あでやかではんなりとした踊りを見せ、観客たちが楽しげに見入っていた。(京都新聞)

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