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三味線で心情たくみに表現 南あわじで「素人浄るり全国大会」

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浄瑠璃愛好家らが技芸を競う「淡路素義審査競演大会 素人浄るり全国大会」が13、14日、兵庫県南あわじ市北阿万筒井の市北阿万地区公民館であった。島内外の愛好家と、部活動で浄瑠璃に励む地元の中高生ら約20組が出場。同市の三善秀夫さん(62)が優勝した。

淡路人形協会が主催。伝統文化の継承と愛好家らの技術向上を目的に、1951年から続く。過去の実績と今大会の出来栄えで順位を決める。昨年は新型コロナウイルス感染拡大で中止したため、2年ぶりの開催。参加者らは、三味線の音に合わせ、登場人物の心情を声の高さや抑揚でたくみに表現した。(神戸新聞)

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