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祇園祭ゆかり義太夫節復曲 京都市立芸大教授ら百年ぶり

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祇園祭にゆかりの深い義太夫節が2月に京都で復曲演奏される。文楽や歌舞伎の人気演目「祇園祭礼信仰記」で、山鉾巡行の由来を説くくだりのある場面「けし畠(ばたけ)」(二段目切)は100年前に上演が絶えたが、江戸時代の浄瑠璃本を参考に京都市立芸術大教授らが三味線音楽を復元。女流義太夫の人間国宝・竹本駒之助さん(82)を招き、語ってもらう。

同演目は1757(宝暦7)年に大阪で初演。織田信長が松永久秀を討った史実を基に、此下(このした)東吉(史実の豊臣秀吉)がさっそうと活躍し、出世する架空の物語を全五段構成で描く。(京都新聞)

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