Topics

端唄 三味線艶やかに 県立能楽堂別館 藤本流ふじ与会おさらい会

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

端唄藤本流ふじ与会の第五十一回おさらい会(藤本秀佳与(ひでかよ)会主)が二十九日、金沢市兼六町の県立能楽堂別館で開かれ、江戸の情緒や男女の心模様などの演目を、艶やかな三味線の音色に乗せて届けた。ふじ与会は金沢市尾張町を拠点に活動し、おさらい会は一九八五年から開催。

花柳界の芸妓(げいぎ)たちを季節の花々に例えた「梅は咲いたか」や男女の恋を描いた「からかさ」などに続き、約二十人の出演者全員で流派を代表する祝祭曲「藤寿三番叟(さんばそう)」を演奏して締めくくった。(中日新聞)

関連記事