東南アジアの富裕層を県内へ呼び込むことを目指し、現地旅行会社を招いたファムトリップ(取材旅行)が10日、富山市で始まった。16人が13日まで滞在し、県内各地を巡る。
初日は土蔵造りの古民家を改装した観光拠点「越中八尾ベースOYATSU(おやつ)」(富山市八尾町上新町)で県の担当者から富山の特色について説明を受け、県産食材をふんだんに使った和食を味わった。
県民謡越中八尾おわら保存会の古川克己副会長による三味線体験、同施設を運営する観光コンサルティング会社の原井紗友里社長による着付け体験などを楽しんだ。(北日本新聞)