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夜の城端粋な音響く 曳山祭寒稽古始まる

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5月に行われる国重要無形民俗文化財・城端曳山(ひきやま)祭に向け、ことしの当番町を務める西下町の若連中が3日夜、南砺市城端の西下町公民館で庵唄(いおりうた)の寒稽古を始め、三味線や篠笛(しのぶえ)、唄に磨きをかけた。

約300年の伝統を誇る祭では、豪華絢爛(けんらん)な曳山と共に、料亭や茶屋を模した庵屋台で若連中が庵唄を奏でる。江戸端唄(はうた)の流れをくむ粋な音色で情緒を引き立てる呼び物の一つで、6カ町の若連中はそれぞれ、寒稽古から祭へ向けて本格始動する。(北日本新聞)

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