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繊細な動きで観客魅了 八戸で32年ぶり「人形浄瑠璃 文楽」

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青森県八戸市で32年ぶりとなる「人形浄瑠璃 文楽 八戸公演」(デーリー東北新聞社、アート&コミュニティなど主催)が18日、市公会堂で開かれた。独特の語り口と三味線に合わせ、人間のように繊細な動きを見せる人形が観客を魅了。来場した約千人が人形芝居を通じて人の情愛などを表現する古典芸能を楽しんだ。

「人形浄瑠璃文楽」は、江戸時代に現在の大阪府を拠点に花開いた芸能。語り手の「太夫」、情景を音で表現する「三味線」、1体の人形を3人で操る「人形」の3者が一つの物語を演じる舞台芸術で、2008年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されている。(デーリー東北)

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