Topics

ギリヤーク尼ケ崎さんが「魂の舞」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

函館出身の大道芸人ギリヤーク尼ケ崎さん(88)の青空大道芸「魂の舞」が19日、千代台陸上競技場で開かれた。今年が街頭公演歴50周年でこの日が米寿の誕生日。大勢の観客が老齢の肉体から放たれる全身全霊の踊りを固唾をのんで見守った。

長年出演を続ける市文化・スポーツ振興財団主催の「ざいだんフェスティバル」のイベントの一つ。長年の親交がある俳優、近藤正臣さんから贈られたのぼりには「踊って生きて五十年 大道芸人ギリヤーク尼ケ崎」と書かれた。多くの観客の合間を縫ってギリヤークさんが車いすで登場。三味線とばちを激しく動かす「じょんがら一代」、観客を誘い込んで舞う「よされ節」を続けた。(函館新聞)

関連記事