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屋仁川で秋の一服 縁側文化継承兼ね月見茶会 奄美市の島料理屋

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鹿児島県奄美市名瀬の繁華街、屋仁川の一角で秋の一服をたしなむ―。島料理屋「なつかしゃ家」で14日夜、お月見茶会が催された。店舗敷地内にしつらえた縁側の完成祝いを兼ねたもの。あいにくの曇り空で十六夜をめでることはできなかったが、参加者は三味線の音色と秋の初風を感じながら茶の湯文化に触れた。

お月見会は茶道裏千家淡交会奄美大島支所(原正仁支所長)から福永宗秀幹事長ら7人が協力。参加者は季節の菓子を頂いた後、茶の香りとほろ苦さを堪能した。唄者・平久美さんの三味線演奏が静かに花を添えた。(南海日日新聞)

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