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<長唄三味線>若き家元・稀音家一郎、「六代目六四郎」に

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長唄三味線方の名跡「稀音家(きねや)流」の家元を、五代目稀音家六四郎(ろくしろう)(一九五七-二〇一五年)の長男、稀音家一郎(32)が六代目として襲名することになった。そのお披露目と五代目追善を兼ねた演奏会が八日午前十時四十五分から、東京・国立小劇場で開かれる。

一郎は「代々の六四郎が築いてきた美しい音色を追求していきたい」と決意を語る。幼少期から父と祖母(六四光(ろくしこう))に三味線の手ほどきを受け、歌舞伎演奏でも知られる稀音家祐介に師事。一郎は現在、演奏会を中心に広く活動している。(東京新聞)

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