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横尾歌舞伎、11月にサハリン公演 日ロ交流行事の一環

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浜松市北区引佐町に江戸時代後期から伝わる県無形民俗文化財「横尾歌舞伎」の保存会が11月10、11の両日、ロシア・サハリン州で21年ぶりの海外公演を行う。日ロ文化交流行事「ロシアにおける日本年」の一環として外務省から依頼を受け、保存会の38人が訪問する。高井勇会長(69)らが11日、浜松市役所に鈴木康友市長を訪ねて報告した。

横尾歌舞伎は同町横尾、白岩地区の農村歌舞伎で、200年以上絶やさず継承してきた。役者だけでなく三味線や義太夫の語り、衣装・道具制作を全て住民が行っているのが特徴で、両地区の約200世帯のうち約160人が参加している。(静岡新聞)

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