Topics

八田技師「作詞の才能あった」「烏山頭踊り」に三味線で曲付け

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

台湾南部を潤す烏山頭(うさんとう)ダムを築いた金沢出身の八田與一(よいち)技師が作詞したとされる「烏山頭踊り」に、民謡歌手の加賀山昭さん(73)=金沢市在住=が3日までに新たな曲を付けた。「技師には作詞の才能があったのではないか。上手に作られていた」と、民謡の道半世紀の加賀山さんが舌を巻くほど。

9月に台南市で開かれるダム着工100周年記念式典で披露される。今年は1920(大正9)年の烏山頭ダム着工から、100周年に当たることから、北國新聞社などでつくる「烏山頭ダム着工100年記念事業・石川実行委員会」が、加賀山さんに作曲を依頼していた。(北國新聞)

関連記事