聖隷クリストファー高2年の平野ことはさん（16）＝浜松市中区＝が、青森県で行われた津軽三味線演奏の二つの全国大会でいずれも優勝を果たし、弟で市立葵が丘小6年の瑠唯君（11）も上位入賞した。姉弟が2大会で弾いたのはいずれも「津軽じょんから節」。2人は喜びを分かち合っている。

5月3日に青森市で行われた「第13回津軽三味線日本一決定戦」で、ことはさんは上級者女性の部で優勝し、瑠唯君は初級者の部で5位に入った。翌4日に五所川原市で開かれた「第31回津軽三味線全日本金木大会」でも、ことはさんは中高生の部で頂点に立った。瑠唯君は小学生以下の部で3位。姉弟の母京子さんによると、両大会は青森県内の主要な全国大会三つのうちの二つという。(静岡新聞)