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武家の鎌倉で公家文化体験 「一条恵観山荘」で三味線演奏やトークも

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鎌倉の回遊式庭園に重要文化財建造物などが建つ施設「一条恵観山荘」(鎌倉市浄明寺5)で12月1日、三味線演奏やトークセッションなどのイベント「荻江節@一条恵観山荘」が開かれる。荻江節を継承する荻江寿愼さん。三味線方として国立劇場、歌舞伎座などに出演する一方、鎌倉を拠点に三味線ワークショップなども開いている。

同施設は1646年ごろ、後水尾天皇の弟である一条恵観が京都西加茂に建てた茶屋を1959(昭和34)年に鎌倉に移築し、当時のイメージを再現した私設の茶庭。禅寺など武家の雰囲気が漂う建築物が多い鎌倉で、公家文化を継承する数少ないスポットになっている。(鎌倉経済新聞)

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