9月1~3日に富山市八尾町中心部で行われる「おわら風の盆」に向け、地方衆や踊り手が合同で練習する定例温習(おんしゅう)会が4日、同市八尾町上新町の越中八尾観光会館で始まった。9日まで参加者が高みを目指して腕を磨き、技とともにおわらの心を受け継ぐ。
同町中心部にある11町の演じ手の技術向上や交流を目的に、県民謡越中八尾おわら保存会(金厚有豊会長)が毎年実施。演技指導部のメンバーが参加者の技量に応じて指導する。
初日は三味線や胡弓(こきゅう)、唄などの地方衆約60人が稽古に励んだ。(北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ)