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福知山音頭に胡弓復活 三味線奏者が練習重ねる

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京都府福知山市の福知山踊振興会(田村卓巳会長)は、日本の伝統ある弦楽器・胡弓を、福知山音頭の音色として復活させるプロジェクトを進めている。90年近く前に発行された福知山音頭に関する資料に、胡弓の音色についての記述は残っているが、音源がない。

このため、縁のあった地歌箏曲教授で当道楽友連盟主宰の菊王楽正さん(70)=大阪府守口市=に指導を依頼。今の音頭に合った譜面を作り、踊振興会の地方(じかた)で三味線を演奏するベテラン5人が、今年4月から月に2回のペースで習得に励んでいる。(両丹日日新聞)

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