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冷気で仕上げる「寒の糸」、三味線や琴の澄んだ音色に 滋賀・長浜で製造進む

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伝統的な生糸の生産地である滋賀県長浜市木之本町で和楽器糸の製造が進んでいる。湖北の冷気の中、工房に幾十にも張られた黄色い糸を職人たちがのりを拭き取るなどして丹念に仕上げている。

「丸三ハシモト」は地元産の生糸などを使い、三味線や琴の糸を約400種類作っている。製造は年中行うが、12~3月にできたものを「寒の糸」といい、澄んだ音がすると愛好する演奏家も多いという。(京都新聞)

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