Topics

港ばやしの楽譜、CD制作 三味線奏者・児玉さん

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

秋田市泉釜ノ町の三味線奏者・児玉忠廣さん(72)が、同市の「土崎神明社祭の曳山(ひきやま)行事」(土崎港曳山まつり)で演奏される港ばやしの三味線楽譜(CD付き)を制作した。演奏の担い手不足が懸念される中、「守り伝えられてきた文化遺産を、未来に継承する役に立つといい」と話す。

制作した楽譜とCDには、「寄せ太鼓」「加相ばやし」など5曲の港ばやしと、「秋田音頭」などの民謡3曲を収録。流派ごとに異なる調律やテンポを細かく記載し、祭りばやしにおける三味線の役割と上手に弾くためのポイントなどを明記した。(秋田魁新報)

関連記事