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能舞とクラシック共演 風と緑の楽都音楽祭 秋の陣2公演

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「いしかわ・金沢風と緑の楽都音楽祭2020」(北國新聞社特別協力)秋の陣は28日、金沢市の石川県立音楽堂邦楽ホールで2公演が開かれた。宝生流能楽師の渡邊荀之助さんらが優美な調べに乗せて能舞を披露し、幻想的な世界観を紡いだ。箏や民謡など金沢の伝統芸能も繰り広げられ、観客が和の文化を堪能した。

「加賀百万石! 金沢の伝統芸能」では、県箏曲連盟の「ことうた~わらべ唄~」「流音三粋」で幕を開けた。金沢じょんから三味線「明宏会」が「金沢じょんから節」「津軽あいや節」などで一糸乱れぬ演奏を披露し、北川会のメンバーが華やかな踊りを合わせた。加賀山会の加賀山昭さんと加賀山紋(あや)さんは「兼六園松づくし」「山中流し~越中おわら」などを伸びやかに唄い、兼生会が踊りで曲の世界観を伝えた。(北國新聞)

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