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新作阿波人形浄瑠璃「モラエス恋遍路」CD化

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義太夫節三味線の鶴澤友輔さん=本名三木千佳子、徳島市中常三島町2=が作曲と演奏を手掛けた、新作阿波人形浄瑠璃「モラエス恋遍路」のCDが全国発売された。鶴澤さんは「阿波文化の粋を集めた作品を発信できてうれしい」と話している。

モラエス恋遍路は、徳島市出身の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが原作と脚本を書き下ろした。鶴澤さんは作曲を担当し、上演を重ねながら少しずつ改作している。CDの収録時間は約40分。太夫の語りを生かせるよう、三味線の手数を減らす変更を加えている。2章立ての構成で、間奏にオリジナル曲も使った。(徳島新聞)

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