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顔見世彩る京の華 南座・花街総見始まる

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師走の南座(京都市東山区)で、京都の芸舞妓たちが顔見世を観劇する「花街総見」が3日、始まった。耐震改修を終えて11月に新開場した南座では3年ぶりで、華やかに着飾った祇園甲部の芸舞妓らが、新装された館内に一層の彩りを加えた。

花街総見は、歌舞伎界とゆかりが深い京都五花街の恒例行事。芸舞妓が、歌舞伎の舞や三味線など芸事を学ぶ機会にしている。

この日は、祇園甲部の芸舞妓約60人が来場した。「まねき」を模したかんざしを挿すなどし、塗り直して朱色が鮮やかな桟敷席に座ると、片岡仁左衛門さんら人気役者の所作や演技に見入った。(京都新聞)

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