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三味線組み立て、演奏楽しむ 葛飾の職人、中学校で特別授業

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葛飾区立葛美(かつみ)中学校(水元二)の特別支援学級で今月、区内の三味線工房「三絃司(さんげんし)きくおか」の職人、河野公昭(こうのきみあき)さん(59)らによる三味線の特別授業が行われた。

技術家庭、美術、音楽の授業の一環として、伝統工芸品に触れてもらおうとの試み。河野さんは教師の集まりで教えた経験はあったが、生徒への手ほどきは初めてだったという。河野さんは、動物の革を使わない三味線「小じゃみチントン」の開発者として知られる。

胴の部分に動物の革ではなく、選挙の投票用紙などに使用される合成紙「ユポ紙」を張っており、一般的な三味線より小さく軽量。価格は約一万円と手ごろで、入門モデルに適しているという。(東京新聞)

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