７月２８日に砺波市秋元の南般若公会堂前で開かれる「南般若えんじゃらふれあい夏まつり」を前に、南般若地区の子どもたちが盆踊り歌「えんじゃら節」の稽古に取り組んでいる。

これまでは６、７月に練習してきたが、昨年秋からは伝承に向けて通年で稽古しており、子どもたちが元気な歌声を響かせている。

えんじゃら節はかつて南般若地区や庄川地域で親しまれてきたが、戦後に途絶えた。現・砺波えんじゃら節保存会長の平野専正さんが１９８５年、三味線や胡（こ）弓（きゅう）などの伴奏を付けて復活させた。(北日本新聞)