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小唄四十五番、粋に披露 金沢で花菱派ゆかた会

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小唄花菱(はなびし)派のゆかた会(北國新聞社後援)は8日、金沢市橋場町の金城樓で開かれ、家元の花菱は満朝(まあさ)さんに師事する地元や東京、大阪の門弟が小唄四十五番を粋に披露し、精進の成果を示した。男性一同の「花菱」、女性一同の「白扇」のご祝儀二番で幕を開けた。

会員はそろいの浴衣姿で、爪弾(つまび)きの三味線に合わせて「秋の七草」や「涼み舟」「山中しぐれ」などをさらりと聴かせ、来場者は男女の機微やしゃれを描く小唄の魅力に触れた。は満朝さんは熟練の三味線で弟子の舞台を支え、男性一同の「神田祭り」で締めくくった。(北國新聞)

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