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震災「釜石の奇跡」語り継ぐ 公演開催へ資金を公募

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東日本大震災の被災者が、生き延びた奇跡を語り継ぐ。岩手県釜石市出身の三味線奏者、駒幸夫さん(63)は、子供たちが被災の経験を語る公演を岩手・大船渡で6月に行うため、クラウドファンディングによる開催資金の公募を始めた。昨年から、郷土芸能などと組み合わせた語り部公演を岩手県沿岸で3度開催。

今後は支援者の資金援助を受け、公演を続けようとしている。「被災した観客の経済的事情も考え、過去3度は無料公演。収支が赤字だったので、今回は全国の皆さんに支援をお願いしています」と話した。大船渡公演は6月16日正午、リアスホールで開演。資金募集ページは「Readyfor 未来への教訓」で検索できる。(日刊スポーツ)

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