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道具たき上げ芸上達祈願 芸妓置屋連が撥扇塚供養祭―熱海

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熱海芸妓(げいぎ)置屋連合組合(西川千鶴子組合長)は20日、芸事に欠かせない道具に感謝する「撥扇(はっせん)塚供養祭」を熱海市上宿町の大乗寺で開いた。

一つ紋の着物に身を包んだ芸妓衆約40人が出席し、役目を終えた扇子や三味線の糸、太鼓の撥(ばち)などをたき上げ、芸事のさらなる上達を祈った。たき上げは境内の供養塔前で実施した。

芸妓が順番に扇や茶道具などを火にくべ、手を合わせた。28、29日に開催の一大興行「熱海をどり」の無事成功を祈る芸妓もいた。(伊豆新聞)

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