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粋な音色 城端に響く 曳山祭へ町まわり

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5月4、5日の城端曳山(ひきやま)祭が近づいたことを知らせる「町まわり」が16日夜、南砺市城端地域中心部で行われた。ことしの当番町を務める大工町の若連中が、三味線や篠笛(しのぶえ)、太鼓の音色を響かせ、伝統的な町並みを練り歩いた。

祭りで庵唄(いおりうた)を披露する「冠友会(かんゆうかい)」の13人が、ちょうちんを手にした小原好喬(よしとも)会長を先頭に、「先囃子(ばやし)」と呼ばれる曲を演奏しながら曳山を継承する中心部6町を回った。夜の静けさに包まれた町に粋な音色が響き渡り、家の窓を開けて聞き入る住民もいた。(北日本新聞)

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