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「ふるさと奄美に帰る」 ハンセン病元患者の作品展始まる ワイド節演奏も

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ハンセン病国立療養所菊池恵楓園(熊本県合志市)の絵画クラブ「金陽会」の作品展が10日、鹿児島県奄美市名瀬の奄美文化センターで始まった。

同園に入所後、奄美に帰ることなく亡くなった大山清長さん、奥井喜美直さんの作品が里帰りを果たした。入場無料。31日まで。関連イベントは森山三味線教室の生徒約30人が出演した。

奄美和光園のレントゲン技師を務めていた中村民郎さんが徳之島出身の入所者から依頼されて新民謡「ワイド節」の作詞を手掛けた経緯を踏まえ、勇壮なワイド節を演奏して開幕に花を添えた。(南海日日新聞)

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